公益財団法人 佐野美術館

収蔵品詳細

沢潟蒔絵印籠 (おもだかまきえいんろう)

画像情報

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名称・銘:
沢潟蒔絵印籠 (おもだかまきえいんろう)
分類番号:
装身具印籠12
員数:
1口
法量:
幅5.5cm 厚1.95cm 長6.5cm
作者:
銘 是真(柴田是真)
作者かな:
しばたぜしん
生没年:
1807-1891
国:
日本
時代:
江戸時代(19世紀)

解説

 黒漆塗四段の印籠で、表裏に沢瀉と酢漿草をあしらう。沢瀉の葉には、金銀高蒔絵、錆漆、黒漆、螺鈿や切金などの多彩な技法を用い、露には乳白色のガラスを象嵌する。シンプルな意匠ながら、葉の1枚、実のひと粒までを丁寧に描写し、天性のデザイン感覚でまとめあげている。
 柴田是真(1807~1891)は幕末・明治の代表的漆工家、画家。江戸で生まれ、古満寛斎に蒔絵を、鈴木南嶺に絵を学び、どちらも非凡な才能を発揮した。明治期には国内外の博覧会へ出品し、帝室技芸員としても活躍した。軽妙洒脱で粋な作風は海外でも評価が高い。