公益財団法人 佐野美術館

収蔵品詳細

薙刀 銘 備前国長船住人長光造 (なぎなた めい びぜんこくおさふねじゅうにんながみつつくる)

画像情報

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名称・銘:
薙刀 銘 備前国長船住人長光造 (なぎなた めい びぜんこくおさふねじゅうにんながみつつくる)
分類番号:
刀剣133
員数:
1口
法量:
刃長 44.2 cm
反り 1.7 cm
作者:
長光
作者かな:
ながみつ
国:
日本
時代:
鎌倉時代(13世紀)
受賞・指定情報:
国宝
指定日:
1935-05-10
指定番号:
工第207号

解説

 長光は鎌倉時代を代表する備前長船(現在の岡山県)の刀工。長船派の祖・光忠の子で、大工房の長として活躍し、同時代では在銘作が最も多く残る刀工である。作風は、父親に似た 華やかな丁子乱れの作から、変化の少ない互の目調のものまで多様である。
 薙刀は、鎌倉時代から室町時代にかけて実戦で使われた消耗品であるため、本品のように保存状態がよいものは非常に珍しい。津山松平家に伝来した。昭和63 年(1988)佐藤寛次氏より寄贈。