公益財団法人 佐野美術館

収蔵品詳細

秋草文黒漆太刀拵(中 太刀 銘 豊後国行平作) (あきくさもんくろうるしたちこしらえ)

画像情報

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名称・銘:
秋草文黒漆太刀拵(中 太刀 銘 豊後国行平作) (あきくさもんくろうるしたちこしらえ)
分類番号:
刀剣1
員数:
1口
法量:
拵総長 122.0 cm
太刀刃長 76.6 cm
反り 3.6 cm
元幅 2.8 cm
作者:
豊後国行平
作者かな:
ぶんごのくにゆきひら
国:
日本
日本
時代:
拵:室町時代(16世紀)
刀身:鎌倉時代(12世紀)
受賞・指定情報:
重要文化財
指定日:
1953-11-14
指定番号:
工第1698号

解説

黒漆太刀は鞘、柄、金具をすべて黒漆で塗り込めた拵で、平安時代から室町時代まで実戦用として最も一般的に使われた。この拵は、鞘に大きな三日月が銀鈿でデザインされ、鐔は鉄の丸形、金具は黒い赤銅に繊細な秋草の毛彫りがあり、柄と渡巻には金茶色の糸を巻く。戦国武将上杉謙信の所用と伝えられ、持ち主の好みを表している。中の太刀は、鎌倉時代初期の豊後国行平の作。